恋して埼玉
「翔んで埼玉」とゆー魔夜峰央さんの作品を知ったのは、マツコデラックスさんのやってる深夜番組だった。
この2月下旬は、昼寝妻には、信じられないくらい忙しく、一睡も昼寝しない慌ただしい1週間を過ごした。
奇しくも、「翔んで埼玉」の上映期間で、宣伝でGACKT様も沢山露出されていた。
観たいなぁ~と、思っていた所、こんなに多忙にも関わらず、運良く、「翔んで埼玉」を観賞する機会に恵まれた。
秒で、GACKT様に恋してしまった‼️
かつて、私は、1度目の青春も、ビジュアル系バンド豊作時代だった事もあり、GACKT様に魅力された一人であった。
しかし、マリスミゼルは解散し、GACKT様は俳優になったり、マッチョになったり、なんかゲイっぽくなったと思ったら、脱税まがいのニュースがでたりして、なんとなく気持ちも醒めていった。
まぁ、私も社会人になり、大人になった事もあって、彼に憧れるより、カリスマ上司に憧れる様になっていたんだと思う。
しかし、トキメキも何もない、むさ苦しい毎日をすごし、惰眠を貪る平凡な主婦になった今、スクリーンで素敵なお衣装を纏い、隠れ埼玉人として誇り高く振る舞う「 GACKT様=麻実 麗」に、2度目の思春期もフォーリンラブである!
その日以来、ネットにアップされている彼の音声をきき、バイトが休みの日には、子供を幼稚園へ預けると、猛ダッシュで映画館へ走る毎日である。
もう、完全にGACKT様なのか、作中の麻実麗様なのか、どちらに惚れているねかも謎だ!いや、正確に言うならば、私は、この作品にでている45歳のGACKT様に魅力されているのだ。
クライマックスで、伊勢谷友介さんはターレーに乗って駆け抜けるシーンがある。
伊勢谷友介さんより、絶対年上で、私より年上のGACKT様は、宝塚ばりのお衣装を身につけ、前方が見えにくいカツラをつけて、同じ場所を走っていたのだ‼️
それを母に伝えた所、「そりゃ、大金が貰えるのよ。」と、言ったが、GACKT様は実業家でもあり、作品は実に誠実に素晴らしく仕上げられている。
しかし!所詮はギャグ映画。
トム・クルーズや、レオナルドディカプリオに肩を並べられるような、なんなら、万引き家族の様な作品ではない。
出演して、努力したからといって、全うに評価される作品ではない。
その作品に名を連ねたからって、ネームバリューも上がらない。
そんな事を真剣にできる45歳に、私もなりたいと思ったのだ。
彼からは、まだまだ、沢山見習い学ぶ物があるんだと恋に落ちた、2度目の思春期である。