chickengirlのブログ

徒然なる日記です。

社会復帰3~肩書喪失~

想像はしておりましたが、三十路を越えた女に主婦しか肩書がなかったら、それは、「おばちゃん」て事なんだなぁ~って。

いや、誤解を解くために言うなら、全ての人がそうという訳じゃない。

でも、三十路を越えて、これと行った算段も志もなく、専業主婦になってしまい、怠惰をむさぼり、楽な方へと流れ着いた私は、世間にでたら、「おばちゃん」でしかなかったのです。

それは、女子高生→女子大生→新入社員→若い女子社員を経て、初めて経験する境地であり、受け入れがたい肩書。「おばちゃん」なのである。



今までは、バイトにしろ仕事にしろ研修先ではいつも若い方だった私にとって、指導者さえ年下(以下社員君)。君は、ゆとりか?ぼっちゃん。と、心の中で呼び掛けながら、横で眩しいまでに若さを放つ、同じ研修生(女子大生)に目をしかめる。




研修中も、亀の甲より年の功で、二人が気づかないようなレアケースを思い付いて、質問しちゃったりf(^^;

そのくせ、IC関連がからっきし弱くて、なかなかすんなり飲み込めず…(--;)

KYな中断や脱線をしてしまい(^^ゞ



若い頃、「ばばぁは、何で広げなくていい所広げるくせに、覚えてほしいとこは全然覚えね~のかな?(-""-;)」と、思っていたけど、今や典型的な、そーゆーおばちゃんである。

しかも、ナチュラルに、そーゆーおばちゃんになってしまっている。



一体、どーすりゃ社会的需要のあるおばちゃんになれるのか?

出来る社員や、モテる女子になる本は沢山あるのに、求められるオバチャンになれるHOW To本は、何故にないのか?

研修中にこんな事をグルグル考えているから、社員君の言ってる話にも上の空なんじゃないのかっ!いやいや、求められるオバチャンになる方が先…いや、話を聞かねば…とか、葛藤していたら、



「昼寝さん、今、レジのパートとかしてます?」と、社員君に訊かれた。

私。「あ、してません。今、主婦でなにもしてません。」



え?パート?レジの?え?私…。そーよなぁーf(^_^;こなれたレジのオバチャンにみえるよなぁ~f(^_^;

でもッ!ホンマはちゃうねんでッ!ワ・タ・シ‼ちゃんと、かつては肩書あって、日々の売り上げとか管理しとったんやでッ‼とか、現実を受け入れられないワタクシ(# ̄З ̄)



うっかり子を産んで、乳とオムツ交換(私の場合ですので、悪しからず!)に明け暮れとる間に時は流れ…。



本日なんざ、10歳くらい若いフリーターちゃんに、助けられて研修してます。

この子が、社員君と付き合ってんの?!てくらいなれなれしいが、眩しくハツラツ爽やかッ‼

そして、「昔は~」「以前は~」と連呼して色んな話をしてくれるんだけどっ‼

オバチャン、知ってるから‼アンタが産まれた頃に、ここの会社でバイトしとったから!

とかとか、喉元まで、「私がやってたときはね~」と言いそうになるのをゴックンして、微笑ましく「そーなんだぁ~」と、相槌をうつ。



浦島太郎は、きっとこんな気持ちなんでしょうね?

でも、10年ちょっと前、若く(きっと)眩しかった私に、挨拶から手取り足取り教えてくださったMさん、Bさん、今でもその教え、活きてます!ありがとうございますm(__)m



オバチャンになった昼寝妻は、また、シマシマでお世話になってます(^^)

新たな「オバチャン」とゆー肩書と向き合いながら…

社会復帰2

さて、久々の労働をして、只今、休憩中。



かつては、休憩時間いらないから、その分早くかえしてくんねぇ?とか思って、いつも手持ちぶさただった休憩時間ですが、今日は、自分ダケの為に使える貴重な1時間。



久々に来たビジネス街のカフェは、休日でとっても静かで、でも、色んな人が行き交っていて、懐かしい。

かつては、こんな通行人の1人として、土日祝も、夏季冬季休暇もなく働いていたのにね。



育児も大変と思ってたケド、久々のたち仕事、背中いたいわぁ~とか(--;)

なんだかんだ、なまっているんですね~f(^_^;

なんかの記事で、育児と仕事、使う筋肉違うからっ‼て言葉を読みましたが、正にそれを痛感!

10キロ越えの子供抱いてますからっ‼とか、自信ありましたけど、太った分、体はバッチリ鈍っております。




さてさて、初日の研修は無事に終わりまして、2回目の研修予約をして、帰路につきました。

やっぱり、健全な人間は、労働をしなくてはいけないのだなぁ~と痛感いたしました。

(私の家事レベルはかなり手抜きですからね…f(^_^;)

カラスの攻防

里帰り出産をし、約半年ぶりぐらいに自宅に戻ったら、銀世界でした。

トンネルを抜けると…なんて有名な一節があるけれど、それくらいの一面銀世界で、春が来るまでの暫くは、自宅に籠りっきりの生活をしておりました。



暫くして、雪も解けた頃、初めて赤ん坊の出現による新生活に、ストレスを溜めまくっていた我が家のカワイイ堕犬の為、散歩へ下界に下りました。



大分肥満型ではありますが、小さい犬種なので、散歩コースはいたってシンプル。目の前の公園をスタートし、自宅周辺をクルッと一回り。10分程度です。



その、最初の公園を通り掛かると、「バッサッ!」

人生で初めて、カラスの羽音を聞くほど近くを飛ばれ、いく先々の電信柱の上に、先程の奴ではないかと思われるカラスがいるではないですか?!



かねてから、カラスは頭がイイので、意地悪した奴の顔を覚えて仕返しに来ると知っておりました。

なので、ぞんざいに扱った事などありません。

なのに、何故?彼らは突然、私に意地悪をし始めたのか?

怖くなり、初日は逃げるようにダッシュで散歩を済ませて帰りました。(犬よ、ごめん!)



しかし、その生活は、翌日もまたその翌日も続き、仕舞いには、散歩して帰宅後、何時間も経ってから、ベランダに洗濯を干しに出たら、目の前の電線に、奴とおぼしきカラスがこちらを向いてとまっており、私に向かって「カァー」と、ひとなきしていくではないですか!

遂に、ストーカーに自宅まで突き止められてしまった様な(ストーカー経験が無いのですが、その時は瞬時にそう思いました。)恐怖を感じました。




産後でホルモンバランスの不安定な私は、笑われるのを覚悟で、ついに主人に報告しました。

「カラスの狙われている。」と。

まぁ、そうは言っても、近くを飛んだり、後を付けてきたり、見守り隊みたいな 感じだけど…と。

すると、主人が、

「狙ってるんじゃなくて、友達になりたいのかもよ?君か犬か判らないけど…」と。



なんちゅー素敵な解釈でしょう?(ビフォーアフター風で)

それまでは、朝の散歩が恐怖で、恐怖で仕方なく、雪が解けたとはとはいえ、早朝クソ寒い中、赤子を起こさず着替えて出かけるだけでもテンションがダダ下がりなのに、カラスとの攻防が待っているなんて、苦痛でしかなかった。

でも、そうか!私と(犬かもしれんケド)、友達になりたくて毎朝、後付けて(先回りして、犬がオシッコする)電柱の上にいたのかぁ~。

そんじゃあ、彼の事(生態)をもっと知らねばなぁ~。と、いう気になりました。



勿論、ホルモンバランスが元に戻りつつある今の私には、わかります。

んなバカな話あるかい!です。

これは、寒い中朝早くに起きて、カワイイ堕犬(もともと旦那の連れ子なんです。)の散歩を代わってくれと言われないようにする、旦那のセコい言い訳だと。

しかし、その当時の私には、なんちゅー救いの言葉か…と、彼の生態をネットで調べ、カァ君と親しみを込めて、名前まで付けたのです。




翌朝は、土曜日。

旦那が休みなので早く起きずとも、ゆっくり散歩に行けます。

今日は久しぶりに朝寝して、散歩は日が高く上って温かくなってからにしよう♪

と、ウキウキ寝ていたら、早朝、カラスの鳴き声がするではありませんか!

それも、まるで自宅を旋回して鳴いている様に聞こえるのです。(まぁ、そうは言っても見てませんよ!なにせ、久しぶりの朝寝ですから、布団から出れません!)

念のため、言いますが、こんなに近くをしつこく、カラスが鳴いて飛んでる事なんて今まで、記憶に無かったものですから、主人が堪り兼ねて

「友達が探してるから、早く散歩に行って来い」と、いうのです。



未だに、好かれていたのか?嫌われていたのか?実態は謎のままなんですが、あれから2年近くたちますが、まだ、たまに待ち伏せされてますf(^^;